ダイエットに適切な食事の回数について?
「一日3食が健康的」
「実は一日一食が体に良い」
「間食は健康に良くない」
等々、巷では食事回数に関して色々なことが言われています!
実際のところ、ダイエットには何回の食事が良いのでしょうか?
これには色々な考え方があり、一概にこの回数が正解と言うことは難しいです🤔
なので、今回は「一日一(二)食」」「一日四~六食」、「一日三食」については、次回お話しいたします!
①一日一(二)食
この食事法は「16時間断食」等の呼び名でも親しまれているものです!
朝をバターコーヒー、昼は抜いて、夜はたっぷり食べる一日一食スタイルや、
朝を抜いて、昼と夜は食べる一日二食スタイル等で行われることが多いです!
この食べ方のメリットは、「空腹の時間を作る」ことで、「オートファジー」が活性化されるという点です!
オートファジーは体の悪い物質を除去する働きで、活性化されることで
「病気の予防」や「アンチエイジング」等の様々な健康効果がもたらされる
とされています!
16時間以上の空腹が、特にオートファジーを強く活性化しやすいようです!
そして、この方法はダイエットにも有効だと言われていて、多くの痩せたい人に実際に行われています!
しかし、「食事時間を制限すると痩せた」というデータがある一方、
「摂取カロリーが同じなら、普通の食事も16時間断食もダイエット効果に差はない」というような研究結果もあり、
この方法がただのカロリー制限と比べて、ダイエットに有効かどうかは断言が難しいです。
しかし、16時間断食で痩せた人は世の中にいっぱいいます。
これはなぜでしょうか?
これは、「食事できる時間」が8時間に制限されたことで、
「結果的に一日の摂取カロリーが減った人」が大勢いたからではないかと考えられます!
それを考えると、オートファジーだけでなく、「自然と食事量が減る」
ということも一日一食のメリットと言えそうです!
健康を得たい人、空腹に耐えられる人、一日二回だけでも良いから多めに食べたい人は、この方法がオススメです!
(また、別のコラムで書きますが何ヶ月もやり続けるのはあまりよくないかもしれません!)
②一日四~六食
人は血糖値が下がると、空腹を感じるようになっています。
食事を細めにわけて摂ると血糖値が低い時間が短くなり、空腹を感じにくくなります!
さらに、食事回数を分けると一度に摂る糖質の量が少なくなり、
血糖値の急上昇が起きづらくなるため脂肪もつきにくくなります!
また、「摂取カロリーは同じでも一日六食の方が体重・体脂肪が減少した」という研究もあります!
血糖値が気になる人、空腹感を我慢するのが苦手な人は細めに食事を摂るのがオススメです!
③一日三食
この食事法は、特筆すべきメリットはありませんが、「続けやすく、大きなデメリットがない」
ということ自体がメリットです!一日一(ニ)食には、「空腹が耐えられない人には難しい、
筋肉をつけるのに向いてない、オートファジーには悪影響もある」
などのデメリットがありますし、一日四~六食には、
「忙しい人は難しい、一食あたりの満足感が低い、空腹時間が作れない」
などのデメリットがあります!
多くの日本人にとって、最も習慣化しやすいのは一日三食だと思うので、
生活スタイルをあまり崩したくない方は一日三食を選ぶと良いでしょう!
その人の性格や、ライフスタイル、求めるものによって、最適な食事回数は変わってきます!
「この食事回数が絶対に良い」という情報に惑わされず、
自分にあった食べ方を選択するようにしましょう!