ベンチプレスの回数・セット数は何回が正解?目的別に初心者向けに解説します


はじめに:ベンチプレスの回数やセット数に正解はある?初心者が迷わないために

ベンチプレスはシンプルな動作に見えますが、目的によってやり方が変わる種目です。
「とにかく重いものを持てるようになりたい」のか、「筋肉を大きくしたい」のか、「引き締まった体を作りたい」のかで、適切な回数・セット数・重量の目安は異なります。

この記事では、ベンチプレスを始めたばかりの方向けに、目的別のトレーニング目安をわかりやすく解説していきます。


筋力アップしたい人向け|ベンチプレスの適切な回数・セット数・重量の目安とは

「重たいバーベルを挙げたい」「RM(最大挙上重量)を伸ばしたい」という方は、高重量・低回数のトレーニングが基本です。

▶ 目安:

  • 回数:3〜5回
  • セット数:3〜5セット
  • 重量:1RMの80〜90%
  • 休憩:2〜3分以上(しっかり回復させる)

この方法は、神経系の発達や最大筋力の向上を狙うトレーニング。
初心者のうちは回数や重量を無理に上げすぎず、「フォームを崩さずできる限界」で設定するのがコツです。


筋肥大(ボディメイク)目的|ベンチプレスで筋肉を大きくするための回数と重量の設定

「胸を厚くしたい」「見た目を変えたい」「筋肉を大きくしたい」といったボディメイク目的の場合は、中重量・中回数でのトレーニングが効果的です。

▶ 目安:

  • 回数:8〜12回
  • セット数:3〜4セット
  • 重量:1RMの65〜75%
  • 休憩:60〜90秒(パンプ感が残るうちに再開)

筋肉に適度な刺激と疲労感を与えるのがポイント。
反復回数が多くなる分、重量はやや軽めでOK。きちんと効かせることを意識しましょう。


筋持久力や引き締めが目的の人におすすめのベンチプレスの回数・強度・セット法

「ベンチプレスで脂肪を燃やしたい」「引き締まった体を作りたい」という人には、軽めの重量・高回数の方法がおすすめです。

▶ 目安:

  • 回数:15回以上
  • セット数:2〜3セット
  • 重量:1RMの50〜60%
  • 休憩:30〜60秒(軽い疲労を維持)

このやり方は脂肪燃焼や筋持久力向上に向いています。
ただし、ベンチプレスはもともと高負荷な種目なので、引き締め目的なら他の全身運動(スクワットや有酸素運動)との組み合わせが効果的です。


初心者がやりがちな失敗と注意点|ベンチプレスの頻度とオーバーワークの防ぎ方

どの目的でも共通して大事なのは、やりすぎないこと
筋肉はトレーニング中ではなく、休んでいる間に成長します

  • 最初は週2〜3回でOK
  • 同じ部位は48〜72時間あけてから再トレーニング
  • 疲労感が強い日は軽めで流すのも大切

初心者のうちは「継続」こそが一番の武器です。無理をせず、まずは習慣化を目指しましょう。


まとめ:まとめ:目的別に回数とセット数を調整して、自分に合ったベンチプレスを見つけよう

ベンチプレスには「これが正解!」という万能なやり方はありません。
大事なのは、「自分の目的」に合わせて適切な強度・回数・セット数を選ぶことです。

  • 筋力アップ → 高重量×低回数
  • 筋肥大 → 中重量×中回数
  • 引き締め → 軽重量×高回数

RMなどの数値はあくまで目安。まずは無理なく続けられる範囲から始めてみてください。
あなた自身に合ったトレーニングが、最も効率よく成果を出す近道です。


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