食事を記録するだけで痩せるのか?【レコーディングダイエット】
皆さんは「レコーディングダイエット」という言葉を聞いたことがあるでしょうか!?
これは、「食事を記録することで痩せられる」というダイエット方法のことで
科学的にその効果が証明されています!
しかし、一体なぜ食事を記録するだけで痩せることができるのでしょうか?
今回はレコーディングダイエットの効果と痩せるメカニズムについて解説していきます!
「ちょっとの工夫で痩せやすくなりたい!」という方はぜひご一読ください!
レコーディングダイエットの効果
アメリカでは、レコーディングダイエットの効果を調べるために、
肥満の男女1685人を対象にしてある実験が行われました。
その実験では、参加者を「食事とエクササイズの方法を教えてもらうグループ」と
「食事を記録するだけのグループ」に分け、半年後の体重の変化を見ました。
その結果、前者のグループは半年で「平均6kg」痩せていたのに対し、記録を行ったグループは、
半年で「平均12kg」も痩せていました!
これは記録することには並大抵ではない効果があることを示していますね!
では、どうして記録をすることで体重が落とせたのでしょうか?
痩せる理由①問題点の把握
太っている人は大抵の場合、食事内容にどこか問題点があります。
問題点に薄々感づいている人もいますが全ての問題点を正確に把握できてる人はあまり多くありません。
そもそも多くの人は、「自分が一日に何をどれくらい飲み食いしているか」ということすら正確には把握できていません。
記録をすることで、今まで自分が気づいていなかったあらゆる問題点が浮き彫りになり食事の改善点がとても明確になります。
また、無意識のうちに食べてしまういわゆる「ながら食い」もはっきりと記録に残すことで、減らすことができます。
「ながら食い」は、太っている人は本当にやってしまいがちなのでこれがなくなることの効果は大きいです。
痩せる理由②自制心が強まる
人は文字に起こしたり、記録に残すことで自分をコントロールする能力が向上します。
記録に残し管理することで、「自分で自分を監視している」ような状態になるわけです。
これは、いわゆる「セルフモニタリング法」と呼ばれ、
ダイエットだけでなく医療の現場などあるゆる場面で用いられる方法です。
食事を記録することで、痩せるだけでなく、自制心も鍛えられるというのは素晴らしいですよね!
実際の記録の仕方
食事記録といっても、紙に詳しく書いたり専用のアプリを使う必要は必ずしもなく、簡単な方法で大丈夫です!
スマホのメモに書いておくとか、音声入力で記録しておくとか、そういった方法でも効果は得られるようです!
また、一度にいっぱい記録していた人よりこまめに記録するようにしていた人の方が効果がでやすかったそうです!
僕の場合は、「ラインで一人のグループを作ってそこにひたすら食べた内容を送信する」ということをやっていました!
記録しても痩せない場合とは!?
「レコーディングダイエット」で痩せられるのは、「記録によって行動が変わる」からです。
ですので、「記録してもなかなか行動が変えられない人」は痩せることができません。
しかし、すべての人が記録をつけるだけで行動を変えられるようになるとは限りません。
「レコーディングをしてもうまくいかない」という人は、
無理に自分一人の力でどうにかしようとせず、自分以外の誰かに管理してもらうというのも一つの手段です!
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