春の”眠気”と”だるさ”の正体は??
こんにちは!
春先になると眠気が強くなってけだるくなってしまうなど体に不調を感じることが多いと思います。
やる気が出ない、眠気がひどく朝がおきられないなどの症状は
“春困”が原因かもしれません。
目次
春困とは?
春になると体が気だるくて、疲れやすい、日中ずっと強烈な眠気がするという症状。医学用語ではなく、春になると多くの人が同じような悩みを抱えるので付けられた言葉です。
なぜ春に不調を感じるの?
春は1年のうちで寒暖差が一番大きく、気温の変化に対応するため、自立神経が乱れやすい時期となります。
身体は交感神経の働きが優位な状態(緊張状態)が続きやすくなります。
この状態では、疲れがたまりやすい、免疫力が下がる、胃腸の働きが落ちる、
肩や腰が痛くなる、身体が冷える、寝つきが悪くなるなどの症状があらわれやすくなります。
さらに、春は異動・転勤・新生活の始まりなど生活が大きく変化する季節です。
普段より緊張する機会やストレスを感じることが多く、自律神経が乱れやすくなります。
特に運動不足で体力がなかったり、過労やストレスがひどい場合は春困症がよくあらわれます。
こんな症状が出たら春困
○気怠くやる気がなくなる
○集中力がなくなる
○何事もめんどくささが増す
○頭がぼーっとする
○とにかく眠い
○イライラが増す
○毎年、春の時期は体調が悪い
春困の対策
カギは肝臓と自律神経を整える!!
頭がぼーっとしたり眠くなるという春の典型的な症状は肝臓の疲労と自律神経の乱れが原因と言われています。
その対策として
- 決まった時間に起床し、朝食を食べる。
- 休日もできるだけ決まった時間に起床し、しっかり朝日を浴びる朝食を食べることは生活リズムを整えることに有効
- 自律神経を整える作用のあるビタミン・カルシウム・ミネラルを積極的に摂るよう意識する。
- ビタミンC…みかんやいちごなどの果物、野菜、いも類
- ビタミンA…緑黄色野菜(人参など)、卵、レバー
- ビタミンE…ナッツ類、魚介類、西洋かぼちゃ、アボカド
- カルシウム…乳製品、豆腐、ゴマ、煮干し など
- 睡眠をしっかりとる
- 体温調節ができる服装を心掛ける。
- ストレスを溜め込まないようにする
- ストレッチやウォーキング、筋トレなど身体を動かすことで気分転換を図り心身をリフレッシュさせる
まとめ
春困は「春に感じるけだるさ」を意味し、「五月病」に少し似ていますね。
体調を崩しやすいこの時期、ぜひ外に出て体を動かして体調もメンタルも整えていきましょう。